一口にキャンピングカーといっても様々な種類がありますが、その中でも代表的なタイプが「バンコン」と呼ばれるものです。これはバンやワゴンといった車種をベースにしたキャンピングカーのことで、外側から見ると通常のバンと見分けがつかないものもあります。
具体的にどのような特徴を持ったキャンピングカーなのか、装備したいオプションや購入する際のチェックポイント、人気のモデルなどについてご紹介します。
バンコンとはどんなキャンピングカー?
バンコンの大きな特徴は次の通りです。
- ベースになるのはバンやワゴン
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バンコンはバンやワゴンの特徴である大きな荷物室を改造してキャンピングカーにしたものです。そのため、もともとの車としての設備や内装はベースとなっているバンやワゴンのものを使います。
- 運転しやすい
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バンコンは大型のキャンピングカーと比較するとコンパクトなので、運転しやすいと人気です。あまり運転が得意ではないため大きな車だと不安もある。それでもキャンピングカーを購入したいと考えている方からもよく選ばれています。
また街乗りもしやすいことから、普段用の車としても使えるキャンピングカーが欲しいという場合にバンコンを選択する方も多いです。
- 種類が豊富
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バンコンは人気の高いタイプのキャンピングカーということもあり、生産数が多く、それだけ種類も豊富です。好みに合わせてカスタマイズもしやすいため、理想通りのキャンピングカーに仕上げたい方からも選ばれています。
- 乗り心地が良い
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特に長時間走行する際に気になるのが乗り心地ですが、バンコンはスペースがゆったりしていることもあり、長時間走行にも向いています。
バンコンに装備したいオプション
バンコンの装備としておすすめのものについてご紹介します。
- FFヒーター
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特に寒い地域を走る方におすすめなのがFFヒーターです。非常に暖房能力が高く、なおかつ低燃費であることから多くの方に選ばれています。
- 冷蔵庫
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宿泊日数が多い場合に特に重宝する装備です。消費電力が多いため、サブバッテリーも検討しなければなりません。
バンコンで長距離旅行をする方も多いですが、旅行先で購入したお土産を冷やしておくためにも便利です。
- ベンチレーター
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外気を取り込んだり、車内の空気を排出したりする役割がある換気扇のことです。バンコンは鉄板ボディであることから車内に熱がこもりやすい特徴があるので、特に夏場に快適に過ごしたい方はベンチレーターの検討をおすすめします。
バンコンを選ぶ際の外せないチェックポイント
バンコンを選ぶ際には、次の3点について注意が必要です。
- 目的に合った車か
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一泊程度なら最低限の設備で済みますが、連泊する場合やアウトドアを予定している場合にはできるだけ車内が広く、設備が充実しているものを選ぶことが大切です。
車によって維持費などかかるコストも変わってくるので、このあたりも確認しなければなりません。
- 装備について
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どのような装備が搭載されているかも必ず確認が必要です。先述したおすすめのオプションのほか、必要そうなものを選んで取り入れていくことになるのですが、中にはあれこれ付けたものの、結局使わない装備があるといった方も少なくありません。
装備を追加すればするほど費用がかかるわけなので、よく考えた上でオプションを増やしていくことが大切です。
- 駐車場に関すること
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バンコンは運転しやすいこともあり普段使いしている方も多い車ですが、駐車場に駐車しやすいサイズかどうかについてはよく考えておかなければなりません。
バンコンの中には全長が540cm近いものもあるため、契約している駐車場のスペースからはみ出してしまったり、車庫入れの際に余裕がなくて切り返しがしづらいと感じたりするものがあります。
おすすめのバンコンモデル
バンコンの中でも特におすすめのモデルをご紹介します。
デルタリンク「ダーウィン Q3」
家族向けのバンコンを探している方から選ばれているキャンピングカーです。
車内で快適に過ごせるように、次のような工夫がされています。
- 高い断熱効果
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窓をアクリル2重窓にしている他、リヤウィンドウをFRP架装にすることにより高い断熱効果があります。
車内で快適に過ごしやすい工夫がされているのが魅力です。
- 非常電源としても活躍
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ソーラーパネルとオリジナル成型台座が搭載されています。
災害時には自然エネルギーや太陽光発電で電力を作り出すことができるので便利です。
- 収納力にも優れている
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収納力が高いため、連泊にも向いているバンコンだといえます。例えば、左右にキャビネットがあり、水タンクや電装系システムなどもたっぷり収納可能です。
ダイネットサイドには掘り込みタイプの収納スペースがあるほか、逆反りの収納庫を上部に採用することにより、デッドスペースをうまく活用しながら頭上の圧迫感も抑えました。
- 電子レンジは標準装備
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電子レンジは使用頻度も多い人気の装備です。ダーウィン Q3には標準装備として備え付けられています。
スペック
ダーウィン Q3のスペックは以下の通りです。
全長 | 5,380mm |
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全幅 | 1,920mm |
全高 | 2,285mm |
乗員(就寝定員) | 7人(4人) |
車両本体価格 |
【スーパーロング特装】 2WD/6AT 2.7ガソリン…5,598,000円 4WD/6AT 2.7ガソリン…5,888,000円 【スーパーロングGLパッケージ】 2WD/6AT 2.7ガソリン…5,358,000円 2WD/6AT 2.8ディーゼル…5,738,000円 4WD/6AT 2.7ガソリン…5,716,000円 4WD/6AT 2.8ディーゼル…6,027,000円 |
ガソリンエンジン | 形式:2TR-FE、排気量:2,693cc |
ディーゼルエンジン | 形式:1GD-FTV、排気量:2,754cc |
アネックス「RIW350」
機能性とスペースの両面に優れているキャンピングカーです。次のような特徴があります。
- 快適な就寝スペース
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多彩なシートアレンジが可能となっており、シートをフラットにした状態で車中泊ベッドを取り付ければ二段ベッドになります。
ポップアップルーフも含めれば最大5人が寝られるので、家族での車中泊も快適です。
なお、車中泊ベッドは車外でテーブルとしても活用できます。
- 普段使いもしやすい
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2列目3列目シートであるため、普段から多くの人を乗せて走る予定がある方にも適している車です。
シートを収納すれば大容量のラゲッジスペースの確保ができ、収納力が更に高まるので、たくさん荷物を積み込みたい方でも問題ありません。
標準ボディサイズということもあり、普段使いもしやすいキャンピングカーです。
- オプションで増やせる収納
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オプションとして、有孔ボード+マグネットバーが用意されています。
工夫次第で収納力をさらに高めることができるため、アレンジの楽しみも広がるのが魅力です。
スペック
以下にRIW350のスペックをまとめました。
全長 | 4,695mm |
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全幅 | 1,695mm |
全高 | 2,100mm |
乗員(就寝定員) | 7人(3+2人) |
車両本体価格 |
2WDガソリン…5,390,000円 2WDディーゼル…6,000,000円 4WDディーゼル…6,300,000円 |
ガソリンエンジン | 形式:QR20D、排気量:1,998cc |
ディーゼルエンジン | 形式:YD25DDTi、排気量:2,488cc |
初心者から中級車までおすすめのバンコン
バンコンは特に人気が高いタイプということもあり、モデルの選択肢は非常に豊富です。普段使いしやすいことに加えて走行性の良さや過ごしやすさも兼ね備え、初心者はもちろんのことキャンピングカーにこだわりたい方にも選ばれています。
様々な装備を追加するのにも適している車なので、自分の理想のキャンピングカーを探している方もバンコンなら納得できるはずです。