新型コロナウイルスの影響で多くの企業が在宅勤務にシフトしており、自宅でお仕事をされる人が急増しています。しかし「家では集中できない…」という人も多いのではないでしょうか。会社という特殊な環境だからこそ適度な緊張感が生まれ、集中力や生産性が高められていた部分もあったはずです。また、家には家族がいることもありますし、宅配便などの急な来訪もあるなど、思わぬところでちょっとした時間と集中力を奪われて一向に作業が進まず、ストレスが溜まっていってしまうことがあります。
そこでおすすめしたいのが、キャンピングカーを利用したワーケーションです。
キャンピングカーの室内空間をオフィスとして活用すれば、完全隔離された中で集中して業務が行なえます。ベースが車ですので、自由な時間・好きなところに移動して、最高のロケーションでお仕事やお客様との商談を行うことも可能です。
コロナ時代で自由に外出ができない今だからこそ、隔離されたキャンピングカーの室内空間を有効活用するチャンスとも考えられます。
今回は、キャンピングカーを移動オフィスにするメリット・デメリットや、ワーケーションに向いているキャンピングカー選びのポイントをご紹介します。
キャンピングカーは移動オフィスにもなるためワーケーションにピッタリ
キャンピングカーは、電源や水、トイレなどのインフラ設備が整っている個室空間です。車種によっては広めのテーブルも備わっており、あとはWi-Fi(無線LAN)を設置してネット環境さえ整えれば簡単に移動オフィスとして使えます。
インフラが整っていると移動先での寝泊まりも容易なので、長期間のワーケーションも十分可能になってきます。普段行けない穴場や絶景スポットに行って、快適な環境でお仕事するのも良いでしょう。
もちろん自宅に駐車したまま、個室の仕事部屋や商談ルームとしても活用できます。
キャンピングカーを移動オフィスとして活用するメリット
キャンピングカーを移動オフィスとして活用すると、在宅や会社のオフィスにはないメリットが得られます。
- 好きな場所で仕事ができる
- 誰にも邪魔されないため集中できる
- 3密を避けて仕事ができる
- 商談ルームとしても活用できる
特に昨今、新型コロナウイルスの影響により、働き方や生活スタイルが大きく変わりつつあります。そんな時代だからこそ、生活に移動オフィスを取り入れるメリットは計り知れないでしょう。
好きな場所で仕事ができる
どこにでも好きなところに移動できるのがキャンピングカー最大のメリット。自然が好きな人はキャンプ場や海岸に行っても良いですし、時間を合わせれば夜景や星空を背景にお仕事をすることも可能です。
自分の行きたいところでお仕事をすることで意欲的に業務に取り掛かることができるので、仕事効率が高まるかもしれません。
誰にも邪魔されないため集中できる
キャンピングカーの客間は、広すぎず狭すぎず、「ちょうどいい広さ」のスペースです。
閉鎖された空間は周囲の雑音もある程度シャットアウトできるので、集中してお仕事をしたい人にとって最適な仕事部屋となります。また、内装を自分好みにコーディネートし、やる気が出る環境を整えることもできます。
3密を避けて仕事ができる
コロナ時代と言われる現代において最も重要なのが「3密」を避けること。
キャンピングカーの客間は隔離されたお部屋のようなものですので、コワーキングスペースやシェアオフィスのように密状態や人・物との接触を気にする必要がありません。
※コワーキングスペースとは?(外部サイト)
https://www.smbc-card.com/hojin/magazine/bizi-dora/general-affairs/coworking-space.jsp
商談ルームとしても活用できる
キャンピングカーは商談ルームとしても最適です。
通常、商談は双方のオフィスや喫茶店などで行いますが、不特定多数の人が集まる場所だと感染リスクが高くなりがちです。
代わりにキャンピングカーの車内で商談すれば、不特定多数の人と接触する機会を減らせるため、感染リスクを大幅に低減できます。
ほかにも出張先のホテルや旅館も感染リスクが潜んでいますが、キャンピングカーを移動式ビジネスホテルとして利用すれば、安全に過ごすことができるでしょう。
キャンピングカーでワーケーションをする際に知っておきたいデメリット
好きなところに移動できるキャンピングカーでのワーケーションにも、デメリットは存在します。
- 駐車スペースが見つからないこともある
- 場所によってネットが使えないところもある
大きな車体のキャンピングカーは、立体駐車場に入れなかったり、混雑している駐車場で停められる場所が見つからなかったりと、駐車スペースの問題が出てきます。ですので、あらかじめ広いスペースを確保しておく必要があります。
また、山間部が多い日本(特に地方)では、モバイル通信のための電波が届きにくいところも存在しますので、行き先が電波の受信エリアであるか確認しておく必要もあります。
特に大自然の中でワーケーションをしたいとお考えの場合は、電波の確認は必須と言えるでしょう。
移動オフィスとしても利用できるキャンピングカー選びのポイント
キャンピングカーには様々な形や大きさが存在します。
もちろん純粋にアウトドアで活用したり、大人数で移動したりと、キャンピングカー本来の楽しみ方を考えて決めるのも大事です。
それと同時に、移動オフィスとしても活用するのであれば押さえておきたいポイントもありますので、ご紹介していきます。
テーブルや椅子の高さが調整できるか確認しておく
長時間のデスクワークは、テーブルや椅子の高さによって疲労度が大きく変わります。
ですので、自由に高さが調整できるテーブルや、クッション性が高い椅子が用意できるかどうかの確認は必須です。
コンパクトサイズの「バンコン」は会議や商談ルームにピッタリ
キャンピングカーと言えば大きな車体の「キャブコン」をイメージするかもしれませんが、これだと狭い道や交通量が多い場所の移動は少し大変です。気軽に取引先のところに向かうことができないかもしれません。
そんな時は、バンコンがおすすめ。軽キャンパーとの違いは以下となります。
- バンコン・・・ハイエースなどのバンを改装して製作されたキャンピングカー
- 軽キャンパー・・・軽トラをベースとして製作されたキャンピングカー
バンベースの車体は大きすぎず運転も楽々、室内空間も広く取られているため、複数人でもゆったり商談ができます。
一方、軽キャンパーはコンパクトで機動力が優れています。
打ち合わせが急に決まった場合や、都心など道が狭く交通量が多ところに赴く必要がある場合でも、気軽に打ち合わせ場所に移動できるでしょう。また、軽自動車ベースですので、価格や維持費が安いのも大きな魅力です。
「車内で生活×移動オフィス」として活用できるキャンピングカーを生活に取り入れてみては
働き方や生活スタイルが大きな転換期を迎えているコロナ時代。
3密を避け、在宅でのお仕事があたりまえにもなりつつある今、キャンピングカーを移動オフィスとして活用することで、新しい働き方をポジティブに捉えることもできます。
手ごろな価格のキャンピングカーもたくさんご用意しておりますので、この機会にぜひお買い求めいただき、ワーケーションを行ってみてはいかがでしょうか。