キャンピングカーでアウトドアにお出かけする際に、便利で楽しくなるようなグッズをご紹介します。
ベッドやキッチンなど設備が整っているキャンピングカーですが、海や、山や、川で自然に囲まれたちょっとしたスペースでアウトドアを満喫するためのアイテムが欲しいところです。そこで今回は、ソーラーパネルとUSB充電式の電気製品、エアークッション、ならびにテントに焦点を絞って、アウトドアが楽しくなるようなグッズを集めてみました。
ソーラーパネルとポータブルバッテリーで電源を確保
アウトドアで使用する電気製品の電源を、ソーラーパネルとポータブルバッテリーで確保しておくとよいでしょう。というのは、ポータブルバッテリーだけだとバッテリー切れを起こしたり、充電スポットを探したりする必要があるからです。ソーラーパネルを用意して電源の不安を解消し、ストレスフリーで休日を過ごしましょう。
併せて、USB充電式で小型でありながらアウトドアを快適にする、あるいは盛り上げる便利グッズをいくつかご紹介します。
ポータブルバッテリーだけでなくソーラーパネルもセットで
ポータブルバッテリーとソーラーパネルをセットで揃えておくと、バッテリー切れの不安から解放されるとともに、人里離れた場所でも、太陽光発電で充電しながら電気製品を利用できます。また、災害時でも、スマートフォンなど小型家電の非常用電源としても活躍します。
ソーラーパネルを選ぶポイントは、以下のとおりです。
- 場所をとらない折りたたみ式
- 80W以上の高出力
- DCのみ、DC+USBなどの出力ポート
ここでは、ポータブルバッテリーとソーラーパネルがセットになった商品「TogoPOWER Balder P500セット」をご紹介します。
(出典:TogoPOWER)
120Wの高出力折りたたみ式ソーラーパネルと461Whのポータブルバッテリーのセットです。
AC、DC、USB出力を搭載し、最大500Wの機器に給電できます。また、太陽光発電で充電しながら使用可能な「パススルー充電」対応です。
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USB充電式の便利グッズを紹介
- アイリスオーヤマ 卓上扇~TAF-MKM10-B~ブラック
(出典:アイリスオーヤマ)- 風がなく蒸し暑いときに、快適に過ごせるグッズがサーキュレーターです。車内でも使用でき、空気を循環させ気持ちよく過ごせます。
- LEDランタン
(出典:Amazon.co.jp)- 吊り下げるだけで、気分が高揚する便利グッズがランタンです。室内の蛍光灯とは一味違うレトロなランプとオレンジ色の光が、アウトドアの夜を演出します。
- 今日では、さまざまなUSB充電式のLEDランタンが販売されています。ムードを盛り上げるオレンジ色から、照明として使用可能な白色まで調色機能のついたランタンがおすすめです。アウトドアだけでなく、停電時の照明に役立つため防災グッズとしても役立ちます。
- エステエール(Estale) オールインワン コーヒーメーカー
(出典:Amazon.co.jp)- コーヒーミル、ドリップフィルター、カップが一体となった、コーヒーメーカーです。自然に囲まれながらコーヒーの香りを楽しみたい方におすすめ。ダイヤル操作で、豆の挽き具合を調整できます。
- コーヒー豆とお湯があればどこでも挽きたてのコーヒーを味わえます。
場所を取らない便利なエアークッションのあれこれ
アウトドアで欠かせないアイテムは、ゆったりと横になれるソファーです。折りたたみ椅子程度であればあまり場所をとらないものの、いくらキャンピングカーとはいえソファーとなると持ち運びは難しいものです。
そこで活躍する便利グッズが、エアークッションです。今では、枕や座布団からソファーまで大小さまざまなアイテムがあります。
エアークッションはこんなにも便利
エアークッションのメリットは、何といっても場所をとらない点です。長さが2m近くあるベッドも、空気を抜くとカバンサイズに収まります。また、ベッドやソファー、椅子、マット、枕と豊富なアイテムも魅力です。現地で膨らませて、木陰や河原、海辺など、好きな場所で横になってくつろげます。
ベッドやソファーは、アウトドアだけでなくキャンピングカーの車内やご自宅のリビングで、あるいは防災グッズとして避難所での待機に役立ちます。
USB充電式の電動エアポンプとセットで購入すれば、ひと昔のようにフットポンプを用いて手動で膨らませる必要がありません。なかにはUSB充電式の自動で空気を注入する製品や、風や扇風機で膨らませる製品もあります。
大小さまざまエアークッションを紹介
- PEAK MOTION エアーソファー
(出典:Amazon.co.jp)- 空気充填時のサイズは、縦180cm~200cm、横70cmであり、耐荷重は200kgと、大人1人が十分横になれるソファーです。材質は、一般的なポリエステル製より丈夫な二重のポリエチレン製であり、防水性、防塩性を有しており、海辺でも使用できます。
- DTOETKDエアーマット
- シートだけでは地面の凹凸が気になり、地面の熱や冷気が伝わってきます。そこで活躍するアイテムが、エアーマットです。
(出典:Amazon.co.jp)- 膨張後のサイズは、長さ200cm、幅70cm、高さ8cmであり、耐荷重は300kgと、大人1人が横になる、あるいは、お子様と座るには十分です。多層構造で破損しにくいことから、山や川、海など場所を選ばす使用できます。
- Hikentureエアーピロー
- また、耐久性が高くかつ汚れても気にならない、キャンプ用のエアー枕を携帯しておくとよいでしょう。
(出典:Hikenture)- 空気を抜くと、長さ10cm、直径6cmと手のひらサイズに収まり、ほとんど場所をとりません。防水性や耐久性がありながらも、弾力性があり、肌触りもやわらかな素材を使用しています。
キャンピングカーでもテントは必須アイテム
晴れた日はもちろん雨の日にも、屋外で食事や昼寝を満喫しながら快適に過ごすために、テントは必需品です。オートキャンプ場や河原などで、日陰や日当たりを気にせず、お好きな場所にキャンピングカーを据え付けられます。
キャンピングカー用のテントには、さまざまな種類があります。大きく分類するとカーサイドオーニングとカーサイドタープです。ここでは、それぞれのタイプの違いなどを解説するとともに、メーカーをご紹介します。
カーサイドオーニングとは
カーサイドオーニングは、単にサイドオーニングともいわれている、日よけ用のテントです。車のルーフキャリアもしくはサイドに収納ケースを固定し、布幕を引き出して使用します。テント下の4面のうち、1面は車が壁となります。
屋根や樹木がない場所で、容易に日影を確保できる点が何よりものメリットです。車に取り付けるタイプであり、収納スペースを用意する必要がありません。
- ARBオーニング
(出典:flexdream)- 固定ポールが伸縮可能であり、太陽の傾きや天候に併せてテントの角度を調整できます。収納ケースには、ナイロン強化PVCを使用したソフトタイプとアルミケースのタイプがあります。
- Thule(スーリー)バン用オーニング
(出典:Thule)- PVC生地の両面に施したカラープリントにより、防水性と耐久性が増し、かつカラーバリエーションが豊富です。テンションアームなど構造が強化されており、理想的なテントの張りと風に対する抵抗力が増しています。
カーサイドタープとは
タープとは、日光や雨を防ぐための広いシートをいい、車に取り付けて使用するタイプをカーサイドタープと呼んでいます。収納ケースを車に取り付けるカーサイドオーニングと異なり、カーサイドタープは車内に保管します。
テントを設営する手間が必要になるものの、収納が不要なことからカーサイドオーニングより安価です。また、使用頻度が低い場合は、カーサイドタープを選択するとよいでしょう。
- FIELDOORカーサイドタープ
(出典:FIELDOOR)- 付属の吸盤フックを車に取り付けタープを張る仕様であり、取り付けが簡単です。車のサイズに合わせて140cm~180cmまでテントの幅を変えられます。また、別売りのテントポールを用いてキャノピー(庇)としても利用可能です。
- QUICKCAMPカーサイドタープ
(出典:QUICKCAMP)- 縦400cm、横500cm、高さ240cmの広々とした、ムササビ形状のカーサイドタープです。収納時は、縦70cm、直径20cmと意外とコンパクトに収まります。車から切り離して、独立したタープとしても使用でき、用途が広がります。
キャンピングカーの便利グッズはコンパクトさがマスト
今回は、折りたためるなどコンパクトに収納できる、キャンピングカーでのアウトドアを盛り上げる便利グッズをご紹介してきました。
もちろん、今回ご紹介したグッズ以外にも、たくさんのアイテムがあります。あれもこれもと持っていきたくなるものの、スペースの都合上、諦めざるを得ないこともあるようです。収納スペースが限られるキャンピングカーだからこそ、ワンランク上の快適さや楽しみを享受しながらも、コンパクトになるグッズをおすすめします。
アウトドアで自然の空気に触れると、ついつい気分が開放的になります。とはいえ、ゴミ捨てやオートキャンプ場のルール遵守、ご近所さんへの気遣いなど、マナーを守りながら楽しみましょう。