キャンピングカーにテレビを設置すれば、車内でバラエティ番組やドラマ、映画などが視聴できて、まるで家にいるときと同じような感覚で過ごせます。
しかし、キャンピングカーにテレビを設置する方法がわからず困っている人も多いはずです。
そこで今回はキャンピングカーにテレビを設定して見る方法を解説します。
キャンピングカーにテレビがあるメリットや注意点も解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
キャンピングカーにテレビがある3つのメリット
キャンピングカーにテレビがあるメリットとしては以下の3点が挙げられます。
- 雨が降ったときでも車内で暇にならない
- 子供がストレスを溜めないで済む
- 周囲を気にせず動画が楽しめる
では、車内にテレビがあると何が良いのかを1つずつ詳しくみていきましょう。
雨が降ったときでも車内で暇にならない
キャンピングカーで旅行を楽しむ際、雨などの悪天候で1日中車内で過ごさなければならない状況も想定されます。
そんな時でも、キャンピングカーにテレビがあれば、室内で時間を持て余すこともないでしょう。
スケジュールが乱れて時間が余っても、キャンピングカーの車内で映画を見る普段とは異なる体験もできるはずです。
雨でスケジュールが台無しになるとテンションが下がってしまいますが、そんな時に車内で見る映画もなかなか趣があるものですよね。
キャンピングカーでの旅行は常に予定通りに進むわけではないので、車内で暇を潰せる環境を整えておくのがおすすめです。
子供がストレスを溜めないで済む
長距離での移動や渋滞で進みが悪いなどで、子供の機嫌が悪くなるのを心配する方も多いでしょう。
そんな時にもテレビがあれば、好きな番組を自由に楽しめるので退屈せずに済みます。
最近ではテレビから動画配信サービスが利用できるものも多いので、テレビ番組だけでなく、NetflixやAmazonプライムなどで、アニメやバラエティ、映画などを楽しむのもいいですね。
子供の機嫌をとるためのアイテムを持っておきたいと思っている方にこそ、車内にテレビを設置するのをおすすめします。
周囲を気にせず動画が楽しめる
家の中だと近所に配慮をして音量を下げなければならない場合も多いはずです。
キャンピングカーであれば人がいない場所まで行って、普段では出せないような大音量でテレビを見ることができます。
映画やドラマはもちろん、好きなアーティストのライブ動画など、大音量で思い切り楽しみたい場合には、キャンピングカーにテレビを設置するのがおすすめです。
キャンピングカーでテレビを見る4つの方法
キャンピングカーでテレビを見る方法としては以下の4つが挙げられます。
- 車体にアンテナを設置して市販のテレビを車内に設置する
- カーナビとディスプレイを接続してテレビを視聴する
- ポータブルテレビを使う
- ネット配信のみでいいならタブレットでOK
視聴環境や車内空間の都合に応じて合う方法を試してみましょう。
車体にアンテナを設置して市販のテレビを車内に設置する
1つ目は、車体にテレビ電波を受信するためのアンテナと市販のテレビを設置する方法です。
車載用のアンテナには、さまざまなタイプがありますが、電波を受信する上での性能を求めるなら「指向性アンテナ」を選ぶのがおすすめです。
そして、市販のテレビを車内に固定して、受信した電波から番組を出力していきます。
テレビの画面サイズが自由に選べるため、家の中と同じような視聴環境で楽しめるのが魅力です。
カーナビとディスプレイを接続してテレビを視聴する
2つ目は、カーナビとディスプレイを接続してテレビを視聴する方法です。
カーナビには、フルセグ機能が搭載されているものがあるため、カーナビとディスプレイを接続すれば、テレビの映像を画面に出力できます。
元々、車に備わっているカーナビを使うため、用意するものが少なくて済みますし、アンテナを設置する手間も不要です。
ただし、カーナビは車のバッテリーから電源を供給しており、エンジンが停止している間はテレビの視聴ができないので注意してください。
ポータブルテレビを使う
テレビとチューナーが一体になった持ち運びが可能なポータブルテレビであれば、車内に置くだけでテレビの視聴が可能です。
その他にも、テレビとチューナーが分離したタイプもあるため、車内の収納スペースの都合などを考えて合うものを選んでください。
購入するものがテレビ1つで済むため、この中では最も手軽な導入方法といえるでしょう。
ネット配信のみでいいならタブレットでOK
テレビ番組の視聴は必要なく、YoutubeやNetflixなどのネット配信の動画コンテンツのみでいいのであれば、タブレットとネット環境があればすぐに導入できます。
最近では、テレビ放送が視聴できなくても、アニメやバラエティ、ドラマなど十分に楽しめますし、放送時間に合わせて視聴する必要もないので、好きなタイミングで好きなコンテンツが視聴できます。
新たにテレビを購入するのと変わらない程度の金額で導入できるので、こういった方法も検討してみてください。
キャンピングカードでテレビを見るときの注意点
キャンピングカーでテレビを見るときの注意点は以下の3点です。
- 電波が入らない場所だと快適には見られない
- 遠くに行口場合はチャンネル登録作業が必要
- しっかりと固定しないと危ない
注意点も把握した上でテレビを導入してください。
電波が入らない場所だと快適には見られない
テレビはアンテナから電話を受信して視聴するため、山間部やトンネルの中など電波が入りにくい場所では快適に視聴できないことがあります。
旅先で常にテレビが視聴できるわけではないですし、同様のことがネット配信でもいえるので注意が必要です。
ただ、ネット配信の動画であれば事前にダウンロードをしておけば、オフライン環境でも動画が楽しめます。
遠くに行く場合はチャンネル登録作業が必要
家庭用のテレビを使う場合には、GPS機能によって居る場所に応じてチャンネル設定が行われないため、移動するごとにチャンネルの登録作業が必要です。
慣れればスムーズにできる作業なのですが、テレビを見るたびに面倒に感じる可能性があります。
いちいちチャンネル登録作業をするのが面倒な方は、フルセグ機能に対応したカーナビからテレビを視聴するか、ポータブルテレビを使用してください。
しっかりと固定しないと危ない
走行中の車内は振動によって揺れるため、設置するテレビはしっかり固定していないと倒れたり、落下したりする可能性があります。
その他にも、揺れや振動が積み重なって故障の原因に繋がることも考えられます。
そのため、テレビはただ置くだけでなく、動かないように固定するのが大切です。
また、モニターアームを使用すれば固定をしながら、角度を変えられて便利です。
キャンピングカーにテレビを設置して車内空間を快適にしよう
キャンピングカーにテレビがあるメリットや注意点、テレビを設置する方法を解説しました。
車内にテレビがあれば長時間走行や悪天候の際も退屈せずに済みますし、家にいるのと同じような空間で快適に過ごせます。
車内空間や視聴するコンテンツに応じて、それぞれ合う設置方法があるので、今回の記事を参考にしてキャンピングカーにテレビを導入してみましょう。